椅子取りゲームに勝利せよ!飛行機が欠航した時の対処方法
前の記事では欠航した時のマインドセットを説明しました。今回はでは具体的にどのように行動していくのか解説していきます。
飛行機が欠航した時、一秒でも早く航空券を確保すること、とお伝えしましたが、その理由を説明します。
欠航になった際にあなたの周りにいる人全員がその目的地に向かいたいと思っていたわけですよね?
例えば
航空券を買うときに気にすることは何ですか??そのエアラインが好きだからというのもあると思いますが、そもそも
その「出発時間」で「目的地」になるべく「早く」
到着したいから購入していませんか?
よくよく思い出すとかなり重要視してしまっているかと思います。
その条件をしっかりと達成するためには、まずは自腹ででも航空券を確保するという行動が大切になるわけです。
まず飛行機が欠航になった時の選択肢は3つあります。
1:返金
2:便の振替
3:目的地の変更
1についてはその場で返金手続きしないといけないということはまずまずありません。つまり最後の選択肢でよし。
大切なのは2と3の選択を如何に自分の目的に合わせて判断を行うかということ。
2については便の振替になるので後続便、つまりそのエアライン(共同運航やアライアンス)が運航している最先便への振替を行うということ。
もし、ドル箱路線羽田(HND)-新千歳(CTS)のように運航便が多いものは1時間後に出発のものもありますが、地方路線では1日に2便ということもあります。
3についてはもし観光目的であればいっそのこと目的地を変更し違う旅を楽しんでみるというのも悪くないと思います。(いやでもホテルが~~はまた今度)
具体的な航空券の確保の方法
では、本来の目的地に向かうということを焦点にあてた場合、具体的にどのように航空券を確保すればよいのでしょうか?
1:時刻表を確認せよ!
まずエアラインの時刻表を確認します。Google検索:「〇〇〇 時刻表」で検索をすれば出てくるはずです。
上の図で説明をすれば、もしNH651が欠航になったとしても、運航便としてはNH653~659まで選択肢があることが把握できました。
このようにまずは自分が搭乗する予定だった便がどのようなスケジュールで運航されているのか確認をすることで、状況把握が容易になります。
基本的にWEB上に便が表示されないということは満席ということになるので、
「あれ?便が表示されない、なんで?」
と不必要に原因を考えて悩む前に
「もう満席なのか!次!」
と考えることが大切です。
2:空港の出発情報を確認せよ!
次に自分が今いる空港、もしくは最寄りがあればその空港の出発便を確認します。(成田空港と羽田空港はおおよそ電車で1時間程度)
ここで確認したとき、例えば羽田(HND)-関空(KIX)であれば
エアラインに固定されず、すべての便が表示されます。
これで他社の便がどの時間にあるのか把握できるので、もし満席になってしまったとしても、他の選択肢として、違うエアラインの早い便に乗る選択肢を取ることができます。
3:便の振替手続きをせよ!
ここまで情報を集めればあとは簡単。
◇同じエアラインの場合
⇒エアラインの予約画面から振替の手続きを行うときに、満席でなければ同じ目的地の最も早い便が選択できます。条件に沿ったものも選択して振替ましょう。
満席になってしまった場合!
◇違うエアラインを自腹で払う
⇒空港情報で見た最も早い、違うエアラインを自腹で購入し、元の航空券は返金処理をしましょう。金額が高くなってしまう場合は多少時間をずらしてみるのも手です。
あるいはLCCは主要空港から少し離れた場所になりますが、航空券代が安い場合がありますので、地上交通との兼ね合いも考慮してLCCを検討するのもありだと思います。
欠航時は係員への問い合わせで列ができてしまいます。
その列に並んでTwitterにつぶやいたり、電話で家族や会社に事情説明を行う前に、
自分自身で調べて解決を行うことがスマートな欠航時の乗り切り方です。
欠航については、安全性の観点から急遽整備作業が必要となり欠航となるケースや、天候が急変してしまい欠航となるケースもあります。ご理解いただけると助かります・・・・。(ご迷惑をお掛けします)
係員も一人一人のお客様にしか対応できませんので、順番待ちをして頂く前に、ご自身で対処する方が、今のスマートフォンが普及した時代には最善です。
是非、もし急に欠航に遭遇してしまったときは、参考にしてもらえれば幸いです。
ではでは!!