『エアライン解説』飛行機オタクが実際に働いてみた。

コックピットに乗ってみたかったので、実際に就職したオタクの物語。

羽田空港出発にかかる所要時間測ってみたった。

前回、こちらの記事で正しい飛行機の乗り方について、エアラインの立場から解説しました。

airline-sogo.hatenablog.com

今回実際に京急線羽田空港についてから、国内線搭乗までにかかった時間を測定したので書いていきます!!

 

正しい飛行機の乗り方の場合

条件としてはスーツケースをもった状態での測定で、一般的な歩行速度になるべく合わせました。またエスカレーターでは歩かずに移動しています。

今回はNHのKIX-HNDを利用しています。

 

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京急羽田空港国内線ターミナルの真ん中から測定開始です。

結果は次の通り

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結論:やるべきことが分かっていれば駅から飛行機まで約16分で乗れる

※受託手荷物なし、チェックインも保安検査込みの時間。

※さらに端のGATE55まではGATE58から徒歩約5分でした。

※自動手荷物預け機は3分ほどかかります。

 

では改めて注意点を個別に解説していきます。

 

1.京急ホームからHND1Fまで

地下1Fから3Fまで徒歩とエレベーターを利用しています。ここで特段の注意点はありませんが、スムーズにチェックインを行えるように、QRコードや予約番号の準備をしました。

その後、電光掲示板を確認して自分の便の搭乗口を確認。なるべく近いA/B方面を目指しました。

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B1Fから3Fのエスカレーターを降りたあと左側にあります

 

2.HND1FからB側チェックインまで

ここで気が付いたんですが、HND1FではなくてHND3Fが正しいです。

B側はお手伝いがあるお客様の案内場所を超えて、自動手荷物預けを超えたところにチェックインカウンターと自動チェックイン機があります。

正直、HND3Fの右すぐにも自動チェックイン機があるのでそちらで先にチェックインを済ませてしまってもよかったと思います。(普段の癖が・・)

ちょこっと触れましたが、自動手荷物預けもゆっくりやっても3分ほどで終わると思います。ただ受託手荷物の中にバッテリーなど危険品をいれてしまわないように気を付けましょう。

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http://www.mlit.go.jp/common/001191459.pdf さらに詳細はこちら

 

3.B側チェックインから保安検査Bまで

ここで悩んだのがこちら

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Aは10~15分 Bは空きの状態

HNDではこのように混雑状況を目で見てわかるようにしてくれています(超素敵)  前にも触れた通り、なるべく近い保安検査場がよい?あるいは入れないのではという不安から人が殺到している状態です。

一方で、Bはというと

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がらがら

まったく人がいません。

これなら多少歩く分を踏まえても、並ぶストレスや時間をかけるよりもBからはいった方が絶対に得だと思い、Bの保安検査場に向かいました。

ちなみに、CとD面倒で確認してないんですが、

Bの保安検査機器は最新式のもので、スマートレーンが導入されています。

これ本当にすごくて超ラクなんです。

 

①PCやペットボトルをカバンから取り出す必要がない

②カバンと上着とポケットのもの全部一つの入れ物でいい

③順番を待たずに手荷物の準備ができる

 

神!ほんと神!

ANA、羽田空港国内線の保安検査場リニューアル。10月18日から順次スマートレーン導入 - トラベル Watch

↑2020年3月までにAも実装されるみたいです。

 

 

保安検査Bから搭乗口58まで

あとはひたすら歩くだけですね。保安検査を通過した後のエリアには歩く歩道もあるので、一般エリアを歩くより移動はラクです。

 

 

出発時間の何分前に空港に着くべきか

エアラインにより締め切り時間が異なりますが、ANAでは出発時間の20分前までに保安検査を通過してください。と記載があります。

そう考えると、

18:00発の便であればギリギリ28分30秒前17時32分30秒京急のホームについていれば間に合います(全力ダッシュすればもうちょっと時間の余裕あるかも)

ちなみに個人的な最短記録は出発の22分前に京急ホーム到着でした(大変ご迷惑をお掛けしました。電車が遅延したんです)

 

とはいえ30分前はちょっとなぁ

これでも昔に比べるとよくなったと思います。

それでも飛行機に乗るために30分前にはいないといけないのは、手軽さを考えるとかかりすぎかなというのが個人的な意見です。働く側からしたらこれでもカツカツすぎて死にそうですけどね・・・。

出発5分前に指定席に着席していればよし!!!とかそんな感じにできないかなって思うわけでした。

 

ということで前回の「正しい飛行機の乗り方」を実践してみたわけですが、少しイメージを掴んでいただけたら嬉しいです。

そしてスマートレーン、ぜひ一度お試しあれ!!

 

今すぐ旅に出るならこちら!!