『エアライン解説』飛行機オタクが実際に働いてみた。

コックピットに乗ってみたかったので、実際に就職したオタクの物語。

正しい飛行機の乗り方3

続きまして

■保安検査場は何か所ありますか?

について説明していきます!

 

飛行機に乗った時

「保安検査場めっちゃ混んでる」

とか

いつまで待たせんねん!」

と思ったことありませんか??

 

それ時間無駄にしてるかもしれませんよ。

 

なんで保安検査なんてあるの?

これに関しては保安上深く触れられませんが、航空法という法律の元、エアラインのみならず国全体の取り組みとして国際基準に基づいて取り決められているので、ご理解頂きたい・・・!

(「新幹線はないじゃん」については難しい問題なので触れません)

FSCLCCに関わらずエアラインスタッフの思いは

「絶対に事故は起こしてはならない」

という共通の認識をもっています。

些細なことであっても人の命を奪ってしまうかもしれないからこそ妥協はできないわけです。

 

でも時間かかりすぎでしょ(怒)

否定しません。でもご理解頂きたい。

だからころまずなるべく効率的+計画的に搭乗口に来てもらいたいわけです。

そのための必要な知識が今回の

保安検査場は何か所ありますか?というテーマなわけです。

 

またまたHNDで説明します。

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このようにA/B/C/D4か所の保安検査場があるわけですが。

普通、搭乗口に近い保安検査場から入りますよね!?

ここで簡単な計算をしてみましょう!!

条件は次の通り

A=出発便3便 

B=出発便5便

C=出発便1便 

D=出発便2便

としたとき、1便あたり150人搭乗予定だとしたらそれぞれの保安検査場を

利用する人数は

A=150×3=450名 

 

B=150×5=750名

C=150×1=150名

D=150×2=300名

となるわけです。人数が多くなればなるほど並ぶ時間が長くなるのは当然ですよね?

空港は広いですが、出発ロビーはだいたい1kmほど、BとCの距離が1/4ぐらい、歩く速さをお年寄りの平均50m/sで計算すると、5分です。

Bで750名が利用するところよりCで150名しか利用しないところから入った方が往復考慮しても10分しかかかりません。

保安検査を受けないと飛行機に乗れないわけだから最悪その選択肢もありじゃないですか??

 

ただし

飛行機の大きさや予約状況、保安検査場が何門(混雑に応じて、ピーっとなる金属検査機が使用台数が異なる)開いているかによって変動します。

 

つまり何が大切なの?

空港によって設備が異なるわけですから、保安検査場がそのターミナルにいくつあるかによって、

「もしかしたら混んでるかも?」

という感覚をもっていてほしいのです。

本当に混んでいると30分以上通過に時間がかかるときもあります。

同じ時間帯に出発する飛行機が多ければそれだけ保安検査場も混むから早めに行こう。

輻輳する便もないからそこまで混まないから少しゆっくりでも大丈夫かも?

といった感覚を持てると、それだけ心に余裕ができ、そして旅行先での時間の過ごし方も何倍も充実してくるのです!!!

 

同じ時間帯に出発する時間帯の飛行機の調べ方なんてわからない・・・

という方は、

■その空港のHP

または

■空港内の行先表示

を見てみましょう!

今の時刻出発する飛行機が時間順に並んでいます。

大体15分間隔以内に3便あるときは混んでるかも?と思っていいと思います。

 

ちょこっと気にするだけで時間はいくらでも有意義になります!

是非見てみてください。

 

最後に

■搭乗口はどのあたりですか?

を解説していきます。

 

 

 

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